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うつ病患者の方への家族の接し方
家族や周囲に、うつ病の患者さんがいる場合、どのように接したらいいのでしょうか。うつ病の患者さんと接するのが初めてという場合は、手助けをしてあげたいと思っても、どのように言葉をかけたらいいのか分からなかったり、あるいは、患者さんのことを思って言った言葉が、むしろ逆効果であったりすることもあります。
そのために、うつ病の患者さんについて、正確に理解することが必要になってきます。
うつ病の患者さんの多くは、死への思いを持つようになります。場合によっては、取り返しのつかない事態も、招きかねませんので、慎重な言葉や対応が求められます。
実は、自殺行為は、うつ状態のどん底で起こるのではなく、その前後でも起こりうることです。症状がひどい時はもちろんのこと、やや軽くなってきたという場合も、十分な配慮をしましょう。
また、うつ病になると、様々なことに対して、やる気がなくなります。やる気がないというのは、一見、性格や気持ちの弱さと思いがちですが、病気の症状の一つであることを忘れないようにしましょう。
やる気がないからといって、患者さんを責めないようにしましょう。人が変わってしまったように無気力に見えるかもしれませんが、病気が治れば、その症状が消えます。落ち着いて、冷静な対応や行動を心がけましょう。