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うつ病のそのほかの治療法
うつ病には、いろいろな治療方法があります。
まず、代表的なものは、薬物療法です。これは、抗うつ剤を服用して治療していく方法です。
薬物療法以外でよく取り入れられるのが、認知行動療法です。
それ以外にも、「電気けいれん療法」、「経頭蓋磁気刺激法」、「断眠療法」、「光療法」、「運動療法」、「ハーブを使用した治療」などがあります。
「電気けいれん療法」とは、頭皮の上から電流を流して、人工的に痙攣をおこす方法です。これは、薬物療法が効かない場合に取り入れられる場合があります。この療法は、保険の適応も認められています。
「経頭蓋磁気刺激法」は、頭の外から電磁パルスを当てて、脳内のごく一部に電流を流し、脳の機能を活性化する方法です。
「断眠療法」は、夜間に眠らないことでうつ症状を改善する療法で、「光療法」は、太陽光や人口光などの強い光を浴びる療法です。
「運動療法」は、有酸素運動を行って治療につなげるというもので、入院患者が日課とする療法でもあります。
また、ハーブのセント・ジョーンズ・ワートは、ドイツなど数カ国で、軽いうつ病に効果があるとされ、抗うつ薬よりも多く処方されています。副作用がないことも知られていますが、重度のうつ症状には、あまり効果がありません。