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パニック障害になったら
パニック障害になったら
もし、自分がパニック障害になったら、あるいは、パニック発作が起こったら、どのように対処したらいいのでしょうか。パニック発作は、全く予想できないような状況の中、突然起こるものです。もし、何度も発作が起こるという場合は、早めに、精神科や心療内科を受診するようにしましょう。そして、まずは、パニック発作が起こらないようにする治療をします。
パニック障害になると、「何が原因なんだろうか?」とか、「性格や人間関係の問題なんだろうか?」などと、いろいろ考え悩んでしまうこともあるかもしれません。しかし、いくら悩んでも、解決方法は見つかりません。そして、思い悩むあまり、症状が悪化してしまうこともあります。
パニック障害は、非常につらい症状が続きますが、命に関わるような重大な結果をもたらす病気ではありません。1つの病気であると認めて、医師と相談しながら、前向きに治療に取り組むことが大切になります。
パニック障害になった患者さんは、治療を始めた初期段階では、早く回復することを望むために、医師の指示どおりに薬物治療や精神治療を行います。しかし、発作が落ち着いてくると、薬に頼りたくないとか、副作用が心配だなどと考え、薬物治療を途中でやめてしまうケースが少なくありません。
しかし、急に薬物治療を中断すると、症状が再燃することがあります。また、症状が、慢性化してしまうことも考えられます。