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恐怖症の種類
恐怖症は、単一恐怖、社会恐怖、広場恐怖の3種類に分けることができます。
単一恐怖とは、例えば、ある人にとっては犬、ある人にとっては昆虫、または、蛇、ハチなど、特定の一種類のものに対する恐怖症です。
何かそれにまつわる良くないことを経験したなど、直接原因がある場合と、家族に単一恐怖を持つ人がいて、その人が異常に怖がるのを目にしたことが影響して、自分も単一恐怖になるという、環境的なものが原因になっている場合があります。
社会恐怖とは、社会や人前で、他人に批判されたり辱められることに対して恐怖を感じることです。アメリカ精神医学会では、社会不安障害と呼ばれています。社会恐怖は、非常に強い不安を感じて、震えや吐き気などの症状が現れ、しなければならないことでも次第に避けるようになり、日常生活に大きな影響を及ぼします。
広場恐怖とは、「もし何か、不安発作が起きたら」と考え、人だかりの出来ることを恐れる症状です。人だかりが出来る広場に限らず、旅行に出ることや家の外に出ること、群集、不安発作が起きても避難できない場所などに、恐怖を感じます。成人女性の場合は、パニック障害を伴うことがあります。また、治療も、パニック障害に準じる治療方法が導入されています。