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めずらしい恐怖症
恐怖症には様々な種類があり、中には、これまで聞いたことがないようなものもあります。
めずらしい恐怖症の1つに、「イスラモフォビア」があります。
イスラモフォビアとは、日本語で言うとイスラム恐怖症のことで、イスラム教やイスラム教徒に対して極度の恐怖を感じるというものです。
日本では、イスラモフォビアはほとんど見られませんが、1980年代後半に出てきた症状で、2001年のアメリカ同時多発テロの発生以降、アメリカではイスラム教徒に対して恐怖や嫌悪を示すというケースが出てきました。そして、その後はイスラモフォビアが蔓延しているという現状があります。
アメリカ人やユダヤ系イスラエル人にとっては、イスラム教やイスラム教徒であるというだけで、テロや戦争を連想してしまうのです。
しかし、イスラム教徒にとっては、すべてのイスラム教徒がテロに関係しているわけではありません。むしろ、イスラム教やイスラム教徒に対する、ネガティブな発想やイメージが広がってしまい、差別なども発生しています。
その他には、「ペドフォビア」というめずらしい恐怖症があります。
ぺドとは子どものことで、フォビアとは嫌悪の意味になります。ペドフォビアには、子供との接触を怖がる「子供恐怖症」と、小児性愛者を嫌悪する「小児性愛者嫌悪」の2種類があります。